一人ひとりの意識を高め
全体の安全性につなげる
N.H. 2008年入社滋賀工場
活気があって意見を言い合える職場
レベラー班の作業主任をしています。ギロチンシャーで顧客から指定された仕様に沿って、コイルからアルミ板にマテリアルハンド(手動)でカットしていく工程を担っています。
この会社には、工場見学をした際に、年齢層が広く各人が活躍していることと、工場のイメージからかけ離れてクリーンだったことで入社を決めました。入社してみると、実際に活気があって、みんなが意見を言い合える環境でした。入社当時は、年齢が下の方だったこともあり、しっかり教育してもらうことができました。
現在では、オペレーション業務に加えて、班の監督者として上司(主査)につなげる役割を担っていますので、自分の作業に加えて。現場の声をまとめて、実現可能か否かを相談して実現できるよう働きかけています。現場から要望のあった改善案に対し、みんなの意見を集約し、上司の協力のもと作成したこともあります。その結果、作業効率が向上しただけでなく安全性も高めることができました。こうしたみんなの意見が受け入れられる職場です。
班の状態を把握し、計画、準備することが大切
朝のミーティングでは必ず健康KY(危険予知)チェックを実施しています。それは、班のメンバーの朝食、睡眠、体調、表情から健康をチェックするもので、職場の安全と作業効率向上につながります。その上で、KY目標として今日の作業で何に気を付けるのかを確認した後に、「ありがとう」「申し訳ありません」といった7つの基本用語を確認しあいます。あたりまえのことのように思えますが、規律ができないと不安全行動につながります。ここは10分、15分かけてでも大切にしたいものなのです。
実際の作業面では、前日から今日の作業計画を把握し、その計画に沿った準備をするようにしています。そうすることで作業効率も向上しますし、個々が持ち場意識をしっかりもってあたることができます。一方で、各作業者は担当機械だけでなくローテーションして他の持ち場を経験することで、全員で担当する意識を持ち、連携がスムーズになるようにしています。納期など、計画上無理をしなければならない時もありますが、忙しい時に、ただ頑張るのではなく、班全体の進捗を把握していることで効率的に乗り越えることができます。
安全>品質>生産の優先順位
作業主任という役割の中では、安全を守ることが一番大事だと思っています。全社的にOJTソリューションズ(現任訓練での解決策を考える安全活動)という取り組みを行っているのですが、まずは自身が安全であること、そして班のメンバーにケガをさせないこと。そのために、機械稼働が少ない時にミーティングを実施して、危険予知の能力を共有するために写真の中での危険性を見つける訓練をしたり、意見を交換して全員で考える時間を設けています。そうやって、ひとりひとりの意識を高めることが滋賀工場の事故を減らすことにつながり、全社に広げることができると思います。
今後は、今のポジションにおいて、もっと深く安全を追求し成果を出したいと思います。まだまだ、上司のサポートに頼っていることが多いので、自分発信でアピールして、災害ゼロを目指していきたいと思います。
PROFILE
N.H.
2008年入社
滋賀工場
こどもたちと公園でゆっくり
オフの過ごし方
休日はこどもたちと近くの公園に行って遊んでいます。こどもと接する中で職場でのコミュニケーションを気づくこともあって、つい仕事のことを考えちゃいますね。
メッセージ
滋賀工場は中途採用が多く、年齢や経歴などいろいろなプロフィールの方が受け入れられる職場です。
活気があってみんなが意見を言い合える環境があります。
SCHEDULE
1日のスケジュール
- 8:30
- ラジオ体操
- 8:35
- 全体ミーティング
各班での健康KY(危険予知)チェック - 8:45
- 担当部署で機械点検
- 9:00
- 段取り、作業
- 10:00
- 任意で休憩
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 作業開始
清算作業 - 15:00
- 任意で休憩
- 17:15
- 機械ストップ後、集計、清掃
班の中で機械の状況を共有 - 17:15
- 退社