気持ちに余裕が持てる
職場づくりで生産性を高める

N.Y. 2006年入社
宇都宮カラーアルミ工場

頭を使って、身体を使って、経験を活かす

こどもの頃、親類が勤める工場を見学して、クレーンや設備の大きさ、指揮を執る姿にあこがれました。その工場がUACJ グループだったこともあり、系列に入りたいと思っていました。
入社時は塗装ラインを担当していましたが、現在は仕上行程でスリッターを担当しています。両方を経験できたことで、全体を把握した上で作業工程にあたることができています。
スリッターは奥が深いですね。クリアランスの調整やカッターを調整するのがとても重要なのですが、シャーの調整、板の矯正など、頭使いながら、身体使いながら、経験を活かしてあたるのが醍醐味です。

広い視野を持ち、作業者の気持ちになって対応

現在は主任の役割として、広い視野を持って、作業者の気持ちになって考えることを大切にしています。会社が求めるものと作業者が思っている部分が違うこともありますし、その間をとって、双方によいようにするのが私の務めです。
また、定常的な作業ではなく急ぎの仕事では、情報が錯綜することによって現場が混乱することがあります。そういった場合には、情報を整理して作業者に納得して仕事をしてもらうことに重きを置いています。自分が作業者だったころの経験、自分だったらこう思う、ということを考えて整理することで、頭ごなしにやってほしいというのではなく、状況に応じた対応ができるように心がけています。
気持ちに余裕あればこそいい仕事ができるわけで、気持ちの焦りは製品のクオリティ低下、ミス、歩留まり、異常不良につながります。下手すると事故や災害につながりかねない。気持ちに余裕がある職場を作るのが仕事だと思っていますので、やみくもに生産計画からだけの指示をするのではなく、作業者の納得感や、日ごろのコミュニケーションからくる信頼感を大事にしています。

いつでもバトンタッチできるように後継者を育てる

自分の仕事の満足感は、毎日毎日をやり遂げられること。普通にこなしたこと、笑顔でお疲れ様を言えることがやりがいです。ですから、作業そのものよりも人の表情を見るようにしています。日々同じことの繰り返しなわけですから、人の表情から得られる情報を整理して、そこから安全面や生産効率を考えるようにしています。
今の目標は自分の後継者を育てること。最近では、いつでもバトンタッチできるように自分の仕事を引き継ぎ始めました。自分の仕事について回って、それを見せるようにしています。また、次のステップとして、活動の幅を広げてもらえるよう、ミーテイングに出席させたり、上司への報告を任せて責任を持ってもらうようにしています。
そのうち「作業主任いなくてもいいから」といってもらえるようになったらいいですね。

PROFILE

N.Y.

2006年入社

宇都宮カラーアルミ工場

仕事とは離れ、雑念がない時間を持つ

オフの過ごし方
栃木県という土地柄もあり、夜中2時からひとりで川釣りに行ったり、季節によっては狩猟に行ったりしているので、土日のどちらかは必ず家族と一緒に出かけるようにしています。
ショッピングでもアウトドアでも、仕事から離れて雑念がない時間を持つことを大切にしています。

メッセージ
多様性を求められる時代において、広い視野を持って仕事に臨んでもらいたいですね。 自分も世代ギャップを感じたりしますが、自分視点だけで考えず、相手の立場、若い感覚で接する柔軟性を持つように気をつけています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

8:00
出社、前日の実績確認、当日の作業計画
8:30
朝一での代表者打ち合わせ
9:00
4つの現場を回ってすり合わせ、指示出し
10:00
休憩
10:15
現場確認、人手が必要な現場をフォロー
12:00
昼食
13:00
現場確認、人手が必要な現場をフォロー
15:00
休憩
15:15
作業進捗を確認し、作業終了見通しと延長計画
16:45
定時終業、残業が必要な場合は引き続き作業
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